【体験記 No.17】整形外科クリニック(短期)

病気ではなくケガの治療を行う整形外科の求人が出ていたので、早速応募して面接に行ったのですが、患者を支えるような仕事もあるので、多少力が必要だと言われました。それほど力に自信があるというわけではありませんが、大丈夫と返答して採用してもらいました。短期アルバイトで半月余りの仕事だったので、何事も経験だと言い聞かせました。

以前勤務していた病院の病棟では、やはり病気ではなくケガで入院していた人もいたので、多少ケガ人に対しての対処にも自信があったため、今回整形外科の求人に応募したのですが、勤務先も近くで十分自転車通勤ができるというのも大きかったと言えます。時給は1800円となっていたので、看護師の平均的な時給よりは若干高くなっていました。

整形外科でアルバイトをしてみて気づいたこと

整形外科には足をけがした人も通院しているので、ときには体を支えなくてはいけない場合もあるため、比較的力が必要になる職場でもあるのですが、相手はケガをしているということも忘れてはいけないのです。ケガをしているということは、その分繊細さも必要になり、うまく相手を支えないと、痛いと言われてしまうこともあります。

そうならないようにうまく支えているのですが、やはり以前病棟勤務でケガ人を担当した経験が活きてきました。

大ケガをしている人は総合病院などに行くので、整形外科クリニックには捻挫をした人や腱鞘炎を起こしている人などが多く通院してくるのがわかりました。中には松葉杖をついて歩いている人もいるので、どのように患者に対して接するのかという点を先輩看護師に指導してもらい、順調に仕事をこなすことができました。

経験が活かせる部分も多かったのですが、全く知らないことや、このようにすればよいという改善点も見つかったので、やはりいろいろな勤務先でさまざまな経験ができる短期アルバイトや単発アルバイトはとても自分に向いていると感じました。また、リウマチで悩んでいる人も来院していたので、自分の両親を介護するときにも役立つと感じています。